（高低図）
第2日目；摺鉢窪-赤梛岳-空木岳-池山尾根-駒ヶ根高原
稜線から先は好展望のルート。天気がよければ何も心配ありませんが荒天時はスリップ・ ルートミス等に気をつけてください。基本的には稜線どおしで南駒の手前で東側にちょっと巻いて そこを登り切ると南駒の南峰。そこから10〜15分でメインの北峰。
摺鉢窪避難小屋へは南駒ケ岳と赤梛岳の鞍部から。いちおー標識もあります。避難小屋の中は 自分らが行った時はかなりきれいでした。ただ、風が強いとけっこーうるさいです。また、とーぜん トイレは無いんでキジ撃ちハンターの皆様には問題無いでしょうが、女性には勧められません。
第2日目 摺鉢窪でご来光を拝んだら稜線までは昨日来た道を登る。 下るよりも登るほうが楽に感じました。あとは稜線をひたすら北上。赤梛岳へはゆるい登り。 そこからちいさなアップダウンを何回か繰り返しちょっとザレた斜面を登り切ると空木岳の 山頂。
池山尾根へは山頂から東側へ。駒峰ヒュッテの横をとおってあとは緩いくだり。途中の 駒石はクライミングシューズがあれば遊べるかも。地図上で危マークがついている大地獄・ 小地獄近辺はしっかりと整備されてるので無雪期ならばほとんど問題無いです。
池山小屋付近で遊歩道が交差するので道が分かりづらいですが、水場のところには標識があり、 その後標識の無い二俣はとりあえず左に行けば大丈夫です。右は？です。このあたり地図に載って ないのですがまぁ、なんとかなるんじゃないですか。最後はかなりかったるい緩〜い下り。もはや 登山道ではなくハイキングコースです。だらだら歩いてると林道終点に着きます。車を下山口に 置く方はこの林道終点、つまり車で行ける限界まで行って置いておくことがポイントです。作者らは 『工事中通行止め』の看板のところに置いておいたのですがここだと林道終点から1時間以上歩く事に なるので注意が必要です。
2日目は南ア・間ノ岳から上がるご来光とモルゲンロートに染まる摺鉢窪カールが美しかったものの、 天気は曇りがち。しかしながら池山尾根を下山中に待望の初雪が舞ってきて同行の友人が呆れるほど はしゃいでしまいました。また、林道では車をかなり下に置いてしまったのですが駒峰山岳会の方の 軽トラに乗せてもらい、林道歩きを1時間ほど短縮でき、大変助かりました。感謝感謝です。
