My Favorite Mountains No.9

三伏峠〜烏帽子岳 山域;南アルプス 難易度;
山行日;2002.7.24()〜25()
ルート
第1日目;鳥倉林道豊口山登山口-三伏峠-烏帽子岳-三伏峠小屋
第2日目;三伏峠小屋-豊口山登山口
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ガイド

感想
 第1日目 今回は会社の人達との初めての山行。メンバーは自分以外は皆50代。 役職も社長、課長、主任と平社員は自分だけ。たまにはこういうのも新鮮かな?
 鳥倉林道を車で上がり、終点着が午前7時過ぎ。そこで朝食・準備をして午前7時40分出発。
 林道終点からしばらくは車道歩き。左手に屏風岩などを眺めながらアスファルトの緩い登りを行く。 足慣らしも兼ねてゆっくり40分ほど歩いた所で登山口。ここからようやく登山っぽくなっていく。 この道は特に危険個所も無く、初心者でも安心の道。 出だしがこのルートの中ではやや急、中盤緩くて塩川土場からの道を合わせた最後にまたやや急になると行った構成。 天気も良く、気持ち良く森林浴を楽しみながら昼12時15分三伏峠着。
 小屋の手続きをしたらビールで乾杯。イマイチ冷えてなかったものの汗をかいた後のビールは心地よい。
 昼食とって少し休んだら荷を軽くして烏帽子岳往復。途中のお花畑は期待外れだったけど、稜線歩きに入ると ハクサンフウロ、シナノキンバイ、クルマユリ、タカネグンナイフウロ、ミネウスユキソウetc.が綺麗。 デジカメのマクロ撮影機能を使っていろいろ撮ってみた。
 酒が回ったせいか他のメンバーは烏帽子岳登頂を断念、作者一人で頂上まで行くと富士山が見事!! 北には堂々たる塩見岳、そこから反時計回りに見ると間ノ岳、北岳、本谷山を挟んで仙丈岳、 北西には雲が掛かった北アルプス、西には木曽駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳、南駒ケ岳、安平路山、恵那山と続く中央アルプス、 南には聖岳、赤石岳、荒川岳、小河内岳、悪沢岳、そして東に富士山と360°の大展望。 しばし久しぶりの山の景色を堪能してから下山。
 小屋に戻って勧められるまま焼酎、ウィスキーを頂いて、夕食食ったら落日撮影のため小屋から10分弱北に歩いて 三伏山で待機。残念ながら塩見岳はあまり赤く染まらなかったけど、下界では見れない見事な落日に満足。 写真はアホほど撮った割には思った通り撮れたのはあんまり無かったけどこれも勉強。
 小屋に戻って飲み直してたら消灯時間前なのに他の登山客に怒られて納得行かないまま就寝。 これだから小屋って嫌なんだよな〜と思ってみたりした。

 第2日目 予定では3時半起床、4時朝食、4時半出発して塩見岳往復という計画だったんだけど、 午前3時頃目覚めるとなんと雨。寝る前は星も見えてたのに…。台風の影響かなぁ?
 メンバーみんな目覚めて協議した結果、塩見岳はあきらめて下山する事に決定。 雨降って何も見えない頂上に行っても楽しく無いし、なによりメンバーの力量からしてこの天気での塩見岳は無理だから しょうがない。作者も塩見は一度登ってるし、写真撮れなきゃ意味無いので納得。 学生の頃は雨くらいなら強行してたけど、最近少し丸くなったかな?
 で、2度寝してのんびり準備して昨日来た道を忠実に下る。 楽な道とは言え濡れて歩きづらかったが途中から雨もあがり、道も濡れてなく稜線のみ雨天だったことを知る。 更に下ると中央アルプスがその姿を見せる。あとはだらだら下って登山口着。 標高2400m以下は晴れてたが稜線はずっと雲に覆われたままだった。
 下山後は赤石荘の露天風呂に浸かって、地元の飲み屋で打ち上げして終了。
 こういうのんびり登山もいいな〜と思った山行でした。
 




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