金峰山 | 山域;奥秩父 | 難易度;☆ | ||||||||||||||||||||||||
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山行日;2007.10.06(土) | ||||||||||||||||||||||||||
ルート |
大弛峠−朝日岳−金峰山−朝日岳−大弛峠 | |||||||||||||||||||||||||
ガイド & 感想 |
2週間前に大学時代の仲間と奥穂で本格的な登山をしましたが、
今回は一部同じメンバーで楽な登山を、っつー事で奥秩父の盟主・金峰山(きんぷさん)へハイキングへ行ってきました。 作者にとってはこのエリアは初。 八ヶ岳に登った時に朝日の登る方角に見えた奥秩父の山々に興味はあったけど、なかなか機会が無く、 今回首都圏在住メンバーとの楽々登山、っつー事でようやくこのエリアに訪れる機会を得たのでした。 道の駅まきおかで今回のメンバー、蟹守&河原と合流し、大弛峠までは車で行く。 途中からは林道という事で作者のカーナビは「案内できる道はありません」などと言ってナビを拒否するも いちおー下調べしといたのと標識も出てたので迷うことなく、また、山梨側の林道は全線舗装されてるので無事に大弛峠まで行けました。 峠の駐車場はそれほど広くなく、3連休の初日でもあるので既に路駐の列が出来ており、作者らもそれに従う。 一瞬、富士山登山時の悪夢を思い出したけどそれほど登山口まで遠くなく一安心。 登山口の少し手前(山梨側)にある公衆トイレで用を済ませて記念撮影したら登山開始。 今回はハイキング気分で来たのに出だしは意外と急斜面。まぁ、それも長くは続かずたらたら登って行くと樹間から富士山が見える。
多少のアップダウンもあるけど基本的には楽な登りでやがて朝日岳直下の展望台とも言える景色の良いところに出る。
ここで景色を堪能しつつ休憩したら再度緩やかな登り。 やがて朝日岳の頂上に着くも、どこが頂上なのかよく分からないほど東西に長い頂上でした。 ここで金峰山までの行程の約半分。時間にして1時間弱。ここから見ると金峰山まで一旦下って登り返して、けっこう遠く見える。
朝日岳からの下りはけっこうな急斜面から始まる。あとでこれを登り返すのかと思うとちと不安になるが、 急な部分はすぐに終わりやがて緩やかな下りとなる。このような緩やかな登りや下りが多いのが今回のルートの特徴な気がする。
ところどころ紅葉している木もあり、目を楽しませてくれる。 でもこの時期、この標高にしてはやはり紅葉の進みが遅い気がする。 やがて鉄山への分岐があるがそちらには目もくれず金峰山へ直行する。
緩やかな登山道をしばらく行くとついに金峰山(2598m)山頂\(^o^)/ 大弛峠から休憩含めて2時間弱。いちおう標準コースタイム2時間半ほどらしいのでけっこういいタイム。やっぱ荷物が軽いと楽です。 雲が出始めたため、360°の大展望のうち、南アルプス南部とか一部見えないとこもあったけど、 富士山を始め、南アルプス、御嶽、八ヶ岳、瑞牆山、浅間山、甲武信ヶ岳等多くの山々が見え、大展望の山頂でした。 これだけ気軽に登れてこれだけの展望があるのはなんかお得な感じです。
乾杯して記念撮影したら、やっぱりアレに登りたくなったので一人で行ってみる。 取り付いてみると岩の大きさが思ったよりも大きく、下れるかどうかの判断をしながらルートを見極め慎重に登る。 そして・・・
うーん、高いところは気持ちがいいが、けっこう怖かったっす。 でも五丈石の一番高いとこまで登った瞬間、歓声が上がったのはうれしかったっす(*^_^*) ちなみに難度は・・・南ア・鳳凰三山地蔵岳のオベリスクよりは楽な気がします。 手足が長くて多少の岩の心得があれば難しくは無いですが、登る方は自分が下りれるかどうかを見極めた上で自己責任で登って下さい。 もちろん、鎖や梯子はありません。 で、あんまり長居しても恐怖心が増す一方なので写真撮ったらとっとと下って昼ごはん。 飯を食い終わって、もう少し長居したかったけど寒いのと嫌な感じの雲が広がってきたので下山開始。 が、すぐに小雨が降ってきた。と思ったらなんだか白いものが混じってるような・・・? その白い物体はだんだん疑惑ではなく確信を持てるほど降ってきて・・・。 そう、作者にとっては今季の初雪です\(^o^)/ 雪国生まれのくせに、もう三十路のくせに、スキー欲は低下中のくせに、やっぱり初雪は嬉しいもんです♪ しばし初雪を堪能したら再出発。じきに雪も雨も止み、青空が広がる。 あとは来た道を引き返すのみ。 朝日岳からは先ほどまで稜線にガスが掛かっていた八ヶ岳に光が当たって素晴らしい眺めが得られました。
その後も来た道をそのまま引き返して金峰山山頂より1時間45分ほどで大弛峠着。 路駐の列は朝よりも酷い事になっており、擦れ違いに苦心するも林道途中から見える金峰山と五丈石を楽しみながら街へ下る。 最後は温泉入って、ほうとう食べて解散。お疲れ様でした。 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | ・大弛峠からの往復ルートは登山とは言い難いですが、ちょっとレベル高めのハイキングとしては展望もよく、程好いアップダウンもあり、 これから登山を始めたい、っていう方にオススメできそうです。 |