My Favorite Mountains No.28

蓼科山 山域;八ヶ岳 難易度;
山行日;2008.09.13()
ルート
白樺高原国際スキー場−七合目登山口−将軍平−蓼科山−白樺高原国際スキー場(往復)
ガイド

感想
 毎年恒例、大学時代の仲間+αで行く「アル研山行」。
 今年は数年前にも同様の面子で計画したものの悪天候で断念した、北アルプス・五竜岳〜唐松岳を計画していたものの 直前になって天気予報が急転、しかも今年はゲリラ豪雨による被害があちこちで出ており、予定していた山域も危険を感じたため 今回もこのルートは断念。
 で、大町で集合して話し合いの結果、天気が持ちそうな八ヶ岳方面へ転進し、蓼科山へ日帰り登山する事になりました。
 まぁ、このメンバーでの登山はテン場で「呑む」事が最大の目的なので登る山が変わることは さほど大きな問題では無いのです(^_^;)

 大町から上田を越えて白樺高原国際スキー場まで大移動し、準備を整えたらゴンドラに乗ってスキー場の頂上へ。
 作者がこの山に以前登ったのは10年以上も前の事。その時も今回と全く同じルートでした。
 ちなみにゴンドラに乗らなくても車でスキー場頂上くらいまで行けます。
 10年前はこのスキー場頂上まで通じる道には「有料道路」の標識があり、自分の持ってる古い地図にも有料道路と 明記されていますが、いつのまにか、無料化されてたそうです。後で知った事ですが…(+_+)
 今回も多くの登山者が車でスキー場頂上まで行っているようで、しかも車で行った方が歩行時間が片道15分と ゴンドラ往復900円を節約出来ます。

 前置きが長くなりましたが、ここからようやく出発です。
 まずはゴンドラ山頂駅〜7合目登山口まで15分弱の緩い登り。車でスキー場頂上まで行った場合はここの分の歩行が不要です。

 

七合目登山口の鳥居


 このルートは距離・歩行時間は短いけれど基本的に急な登りが続きます。
 とは言え、荷物がテント泊山行に比べるとかなり軽い(今回は2人分の荷物を1つのザックにまとめたので時々完全な空荷となる) ので楽チンです(^^)v


登りの風景@


 樹林帯の変わらない景色の中を登り続ける事約1時間で将軍平着。
 ここには山小屋があり、その前には休憩するのに適した広場があるので大勢の登山者が休んでいました。
 ちなみにここの山小屋も頂上直下の小屋もトイレは1回200円です。
北アルプスあたりだと相場がだいたい100円なのでちと高い気もしますが、山でのトイレの維持管理は費用も労力も掛かるらしいので 協力しましょう。


将軍平より蓼科山


 さて、ここからも急登は続きます。
 10年以上前に登った時もきつい登りだった事と頂上がだだっ広かった事、 それと登山道脇に霜柱がいっぱい立ってた事だけは覚えてます。


登りの風景A


 頂上直前でツアー登山ご一行様による渋滞が起こってちとイラッとしたけど、 将軍平から30分ほどで蓼科山(2530m)頂上着。


山頂で乾杯
 

だだっ広い頂上


 頂上に着くなり即乾杯→昼食、その後だだっ広いという表現がぴったりの頂上を徘徊。
 残念ながらの周囲の山々は雲に覆われて景色はありませんでした。


06年10月赤岳から見た蓼科山(左上)


 かつて赤岳に登った時に蓼科山ははっきり見えていたので、天気が良ければ南八ヶ岳方面の雄大な景色が見れるのかなぁ、 とも思いますが、残念です。

 しばらく頂上で過ごしたら来た道をそのまま下山。
 途中、樹間から女神湖が見えたりとかささやかな景色を楽しみながら、あっという間に登山口。


下りの風景


 ゴンドラ乗って来た道を見上げると蓼科山がくっきりと見ました。


スキー場ベースより蓼科山


 あとは白樺湖周辺の温泉に入って、夢の平キャンプ場にて恒例の宴会。
 いつものように作者が真っ先に潰れてしまいました(^_^;)
その他 ・ハイキング、というつもりで行くと登りがきつく思惑が外れるかもしれませんが、 行動時間も短く手軽に登山したい人にはおすすめです。




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